会長所信

第43期 スローガン

前を向いて
WE SERVE

会長所信

熊谷欣一 新型コロナウイルスの感染拡大、ロシアによるウクライナ進攻の長期化によるエネルギーや食糧価格の高騰、これに輪をかけて、日米の金融政策の違いが招いた円安の影響で、日本国内では記録的な物価高という厳しい状況に直面しています。
 特に、2020年から全世界的に猛威を振るった新型コロナウィルス感染症は、全ての人々を被害の当事者へと変えていきました。人は皆、まず自らの安全を確保してから行動します。ライオンズクラブにおいても同様です。家族を守り、事業を守りそして何よりも自らを守る行動を優先してまいりました。我々ライオンズクラブもこの3年間は活動の自粛を余儀なくされ、理事会や例会の自粛や縮小始め、あれもできない、これもできないと、辛抱の3年間だったと思います。
 このような後ろ向きなニュースが多い中、新型コロナウイルの流感がようやく収束してきて、感染法上の分類を季節性インフルエンザと同等の第5類に引き下げられました。これを受けまして今期からは「前を向いて」奉仕を実感できるアクティビティを実行していきたいと考えます。
 厳しい社会情勢を受けて、弱者がより弱者化する傾向が強くなってきていると感じています。マスコミでは、ひとり親世帯の貧困が深刻化しているにも係わらず、そこに手を差し伸べてきた全国の子ども食堂などが、協力する企業やボランティアの減少により存続の危機にあると盛んに報道されています。
 私たちもその一助となるべく子どもたちや親御さんたちの笑顔が見えるようなアクティビティを打ちだしていきたいと考え、今期も子ども食堂の支援を継続していきたいと考えております。
 寄付だけでなく、メンバーをはじめ、地域の関係団体と一丸となりチームワークを発揮し、知恵を絞り、沢山の笑顔が見える、前向きでサステナブルな奉仕活動を考えてまいります。
 メンバーの皆様の御指導、御協力を宜しくお願い申し上げます。

東京豊新ライオンズクラブ
第44期 会長 熊谷 欣一

第44期基本方針

  • (1)奉仕の大切さを実感できるサステナブルな活動を推進
  • (2)出向者への理解と支援

ガバナーズ・スローガン

「愛と絆と情熱」で希望が持てる社会の実現

ガバナーズ・テーマ

団結の力が未来を築く